Music: chinese song 2


遥かなるシルクロード 半波遺跡





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	半波(バンブ)遺跡博物館 (はんぱいせきはくぶつかん)    西安市半引路1号
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	半波遺跡は、今から約6000年前の新石器時代(日本で言えば縄文前期終末)に、黄河流域に暮らした半坡人の母系制村落
	(仰韶文化の集落跡)の遺跡である。1953年から5回にわたって発掘が行われた。発掘面積は1万平mぐらいに達してい
	る。発掘によって豊富な資料が得られ、中国原始社会の様相が明瞭に残っていた遺跡として、日本でも昔から有名である。
	遺跡全体は面積が約5万平方米で、居住区と墓葬区に分かれている。村落の中央にあった大型長方形建物跡、早期の円形建物
	跡、子供棺桶、文化層断面、境界としての堀、共同墓地などの氏族社会の様子や、出土した土器や骨などから、家畜の飼育、
	陶器の製造法など生活に関わる部分の様子も判明し、各種道具、炊飯用品や、絵画芸術、符号や計算式の跡と思われるものな
	ども残っていた。1958年に、遺跡の上に中国で初めての遺跡博物館が建てられ、1961年に、国から全国重要文化財産
	に指定された。早期の円形の家屋遺跡、半地下式の方形家屋遺跡、子供棺桶、文化層断面、境界の堀、共同墓地などが展示さ
	れている。
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	半波博物館は、展示室が三つと遺跡ホール(改築中)が一つある。第一展示室には、中国原始社会の主な遺跡分布図、半波博
	物館の建設、半波人の生産活動、家畜の飼育、陶器の製造などが展示されており、第二展示室には、半波人の社会組織、村落
	中央にある大きな長方形家屋遺跡、道具、炊飯用品、芸術と文化、絵画芸術、符号の利用、簡単な計算などが展示されている。
	第三展示室には、補助的な目的で主に陝西省原始社会史が展示されている。遺跡ホールには、早期の円形の家屋遺跡、半地下
	式の方形家屋遺跡、子供棺桶、文化層断面、境界の堀、共同墓地などが展示されている。

	なおここからの出土物の詳細は、昨年訪れた「西安の旅」(「日本人の源流を求めて」HP)の中の半波遺跡で解説している。
	ホールに設置してある説明板は中国語なのでよくわからないが、じっと見ているとわかるような気もするので挑戦してほしい。
	勿論中国語の理解できる人はその限りではない。

























































































































































wifeとガイドの穆くん。下はこの日の昼食(だったと思う)。





 
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