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早春の淡路島をゆく

阪神淡路大震災記念公園 兵庫県淡路島 2005.2.27





	<阪神淡路大震災記念公園>  所在地 兵庫県津名郡北淡町小倉177

	野島断層保存館の南隣に活断層をまたぐ民家が保存され、内部に立ち入って地震当時の様子を観察することができる。  
	阪神・淡路大震災を起した野島断層は、六甲断層系の活断層で、淡路島北岸の江埼灯台から南西へ7km伸びている。
	1995年1月17日に発生した地震は、野島断層の全域を含む総延長10kmにわたって活動した。断層は、山(東)側が海
	(西)側にのし上がって隆起し、山側の岩盤が海側から見て右(南)へずれている。野島平林地区では、最大変位量
	2.1m(南1.5m、東1.3m)南東に75°傾斜の断層が現れた。 

 


	古代史とは直接関係はないが、我々関西人(特に北摂人)にとってこの震災は一生忘れる事が出来ない。あの激しい
	揺れと震動はもう二度と経験したくないし、淀川から神戸までのあのガレキの山は、過ぎてしまえば夢のような自然
	の爪痕で、今となってはほんとにあった事なのだろうかという気にさえなる。しかしここへ来れば、あれが紛れもな
	く実際の出来事で、多くの人命が失われた凶事だった事を知らされる。二度と起きないで欲しいとは願うが、自然の
	きまぐれがもう起きないとは断言できない。万全の備えと心がまえを持つしかないのだ。





 



 















 



 







 



 










	やがては歴史の中に埋もれてしまう大震災の記憶だが、それを体験した庶民の心情としては、もう二度と起こらない
	でくれと願うばかりだ。



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