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京都・伏見を訪ねて

歴史倶楽部第71回例会 2003.3.30(日曜)


	71回例会は京都伏見になったが、今回はずぼらして京阪電車が会員を募って4月5日に行おうとしている散策コースをそっ
	くりそのまま頂戴してしまった。コースの最後にキンシ正宗の酒蔵で試飲して、はい解散と目論んだのだが、キンシ正宗は電
	話で問い合わせたら、「あ、その日は会社に誰もいませんので、申し訳ないのですが、」と断わられてしまった。京阪の駅の
	ポスターにも、「土曜日曜試飲可能」とあったのに、断わられるとは。それに「会社に誰もいない」とはどういうこっちゃ、
	全く。パクッた報いかもしれない。伏見稲荷に集合して今回は、
	千本鳥居 → おもかる石 → 東丸神社 → ぬりこべ地蔵 →  石峰寺 → 宝塔寺 → 七面山 → 瑞光寺 → 
	嘉祥寺 → 十二帝陵 → 仁明天皇陵 → 藤森神社 → 大石内蔵助遊興の地「笹屋」
	と廻る予定である。例によって、2名のドタキャン者が出たので参加者は、服部、河原、栗本、西本、河内、錦織、松田、
	井上の8名であった。


	
	伏見の歴史は、豊臣秀吉が伏見城を築いた文禄3年(1594)から実質的に始まったといえる。町名には、水野左近、井伊掃部
	(かもん)、筒井伊賀、長岡越中、毛利長門など、武家屋敷を構えていた名残や、両替、石屋、紙子屋、鍛冶屋、桝屋など、
	同業の商家や職人が集まっていたことを伝える名前もたくさん残されている。また、街中を通る琵琶湖疏水も、伏見城の外堀
	を活用している。その後の伏見は、水運による流通の街として発展した。角倉了以が掘削した京都の「高瀬川」も、ここ伏見
	を起点にしている。また水質の良い“伏水(ふしみず)”に恵まれ、酒造業が発展した。今日でも名高い酒造メーカーがいく
	つかある。


伏見稲荷神社  ぬりこべ地蔵・石峰寺  宝塔寺・嘉祥寺  藤森神社  墨染寺・欣浄寺・笹屋跡



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