Music: Twilight Zone
大宇陀町歴史文化館「薬の館」










 


	大宇陀の町は、古い町並みが残っているひっそりとした山間の小さな町である。江戸時代は、奈良、大和郡山につぐ規模の
	町で、政治、経済、文化の中心地であった。今も、格子戸や白壁の民家等、当時の面影を残した町なみが多く残る。大宇陀
	町歴史文化館「薬の館」は、旧町並みに残る江戸中期の建造物で、薬業を営んでいた細川家住宅を修繕し、町の歴史文化館と
	して開館している。
	館内には薬、町の歴史、文化に関するものが展示されており、奥の別館には石原裕次郎の映画ポスターなども掲示されてい
	た。平成4年に町の有形文化財に指定されている。この細川家は、後の藤沢薬品の発祥の家でもある。





 



 

 

 

 

 







 











	国人の秋山氏が居城としていたという「秋山城跡」というのが地図にあったので行ってみたかったが、「薬の館」のおじさん
	に聞くと、大宇陀町市街地の東方にそびえる山で、歩いて30分はかかると言うし、雨で道がぬかるんでいるから滑るよと
	言われ断念した。町並みのはずれに城の最下層の石段が見えていた。それよりもみんなの気持ちは、平成11年11月11
	日にオープンしたという、「大宇陀温泉あきののゆ」に向いていたようだ。「薬の館」を出ると黙々と温泉目指して歩いた。



邪馬台国大研究・ホームページ /歴史倶楽部/大宇陀町歴史文化館「薬の館」