Music: all together
堺ウォーキング
2001.6.24(日)





堺の旧市街の見所は山ほどあって、とても全部は見尽くせない。歩いて廻るのに効率的なルートを考える。
「ここをこうゃねぇ」「いや、こう廻った方が」とケンケンガクガク(漢字があったと思うけど思い出せない。)


		開口神社(あぐちじんじゃ) 

		天平18年(746)行基が境内に念仏寺を建立し、大同元年(806)空海が宝塔を建てたことで大寺とも呼ばれている。
		塩土老翁神(しおつちおじのかみ)、素盞嗚尊(すさのをのみこと)、生国魂命(いくたまのみこと)が祭神である。
		毎年9月の八朔祭ではふとん太鼓が奉納される。 




		「宿院駅」を東側へ5分ほど歩くと広い境内がある。境内は商店街のアーケードとつながっている。
		神功皇后を守護した塩土老翁神を祀ったのがこの神社の始まりとされる。この神はそれまで口を開けたことがなかったが、
		神功皇后が神撰を奉ったところはじめて口を開いたといわれ、神社の名前もこの伝えに由来する。
		この神は住吉大社とも関係が深く、ここもかって住吉大社の奥の院・外宮と呼ばれたこともあった。

 

		神功皇后の勅裁によるとされているが、神功皇后が造った神社というのは全国に結構ある。
		神功皇后は架空の人物とする現在の学会の定説に従えば、これらの神社の縁起は一体どういう事になるのだろうか。
		「神社」もまた古代史研究の大きなテーマであって、これだけを追いかけて全国の神社を歩いている人たちもたくさんいる。

 

そろそろ足が疲れてきた。今日はみんな何処まで歩くつもりかな。安部晴明神社はいくだろな、やっぱ。


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