Music: 討ち入り前夜

歴史倶楽部忘年会


2005.12.14(水) 大阪市中央区瓦町「みゆき」にて








雪もスキヤキの上では溶けてしまいます。


	今夜は赤穂浪士討ち入りの日である。303年前、田舎侍たちが江戸で主君の敵をとった。しかし藩士たちの約1割
	しか、仇討ちに参加しなかった。あるいはできなかった。2年もの間、自分の実家や妻の実家の財産をアテにできな
	い者や、働かねば生活できない者は、妻子を養うために仇討ちには参加できなかったのである。もちろん主義主張も
	あるが、大半の藩士は、2年間の準備期間の生活苦に耐えられなかった。つまりところ、生活にゆとりのある者しか
	この壮挙には参加できなかったのである。




	新会員乾(いぬい)さんを迎えて、今年の料理はスキヤキである。毎年鍋なので、今年は変わったものにしようとい
	う事になって、結局スキヤキになった。しかし、やっぱり肉はいかんですなぁ。みんな食うことに必死で、忙(せわ)
	しないったらありゃしない。ゆっくり飲みながら話しながらという事では、鍋の方がよかったのかな。酒もあまり進
	まないうちに時間が過ぎてしまった。






	恒例の歴史クイズ。今回は、過去1年間に訪問した遺跡・旧跡にちなんで出題したが、西本さん曰く「なんか出席者
	も書いてあって、もっと参加せぇ言われてるみたいやなぁ。」参加できなかった皆さんも挑戦してみてください。






	<乾さんの紹介>
	この歴史倶楽部の前身、本町にあった飲み屋が主催していた「トレッキング・クラブ」のメンバーだった。よく山登
	りに一緒に行った。服部さん、河内さん、栗本さん、井上は顔見知り。今でも山登りはやっているそうで、今年の夏
	はスイスのアルプスにトレッキングに行ったそうである。マッターホルンの麓を歩いたそうだ。12月にはスキーに
	行くと言っていたが、さすがに「歳で、もう岩登りはやめました。」なんたって富山大学の山岳部出身だから、我々
	とは気合いがちがう。現在小学校の先生である。
	最近、「古道を歩く会」というのに入って歩いているそうなので、歴史倶楽部にもお誘いしたら入ってくれた。
	皆さん、よろしくお願いします。




	必死で問題を解いている皆さん。出題者はこの瞬間がたまらん。ヒヒヒ、という感じである。橋本さんが、来年は儂
	も出題する方にまわりたいなと言っていたが、そうはいかん。この快感を渡してなるものか。とはいいつつ、持ち回
	りで出題するのもおもしろいかも。今年は錦織さんと西本さんが90点で、満点はいなかった。

	以下は、西本さんが仕事で取り組んでいた、携帯を使った「奈良市の歴史・観光ガイドナビ」システムの案内。やっ
	と完成したそうである。一度皆さんつないで聞いてみてください。そして感想を西本さんへどうぞ。反応が良ければ
	次は京都・・・と続くかもしれないとの事。ぜひ応援を!






	今年もまた1年すぎました。東北や関東などにはいけませんでしたが、西安には行ったし、まぁまぁ楽しい1年でし
	た。来年はぜひ国内の主要な遺跡をみんなで訪ねてみましょう。1年間お疲れ様でした。来年も宜しくお願いします。


邪馬台国大研究・ホームページ /歴史倶楽部/ 2003年忘年会