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歴史倶楽部 125回例会
2007年9月1日(土)・2日(日)
奈良県天川村





	第125回例会  林間ウォークと「素人歴史講演会」

	日時 : 9月1日(土)2日(日)
	集合 : 近鉄阿部野橋駅 8:30(奈良組の方は近鉄橿原神宮前駅9:20までに来てください。)
	行程 : 9/1  
		 ●近鉄大阪線急行  阿部野橋発吉野行き −8:50  − 橿原神宮前  9:29着 −  
          橿原神宮前 9:30発 − 下市口  10:03着    (運賃 1,390円  61分) 
		 ●奈良交通バス(2番系統下阪経由)洞川温泉行 下市口駅前10:15発−天川川合
		  天川川合バス停から、清流に沿って約2時間ウオーキング、途中、清流の傍で昼食。
		  14:00頃、宿「花屋徳兵衛」到着         (運賃 1,130円  88分) 
		  ●天川温泉 後鬼の湯 宿「花屋徳兵衛」
		 638-0431 奈良県吉野郡天川村洞川温泉 TEL 0747-64-0878 FAX 0747-64-0111
		 洞川温泉で一番の老舗である当館は500年の長い歴史の中で培われたおもてなしの
		 心で、1日6組のお客様限定でお迎え致しております。
		 ●温泉入浴後、夕食まで「素人歴史講演会」 各講師 30−60分
		 演題は適当。講演内容は講師の都合で変わります。講師の方は適当にレジュメを用意
		 して下さい。
		 ・橋本英雄 「スペインとおんなたち」
		 ・河内陸也 「台湾とおんなたち」
		 ・井上筑前 「邪馬台国とおんなたち」
		 ●夕食 他

	 	 9/2

		  ●朝食後 村立資料館等付近散策後、天川川合までウォーキング(もしくはバス)
		 ●天川川合から、「天河大弁財天社」(芸能弁天)までウォーキング(もしくはバス)
		 ●バスにて下市口へ。近鉄電車で橿原神宮まで。反省会。解散。

	費用 : 20,000円程度
		(交通費約6,000円+宿料12,000円+反省会2,000円=20,000円)
	地図 : バス路線 及び 天川川合周辺
	(*): ウォーキングの出来る格好でご参加下さい。雨具、お弁当もお忘れ無く。
	 



	天川村は、奈良県のほぼ南半分を占める吉野郡の中央部に位置するとともに、紀伊山地主部にあたる吉野山地の中心に立地している。
	吉野山地の主脈であり“近畿の屋根”とされる大峯山系が、村の東部に連なり、北境および南境もこの支脈によって形づくられ、西端
	は天ノ川の流出口になっている。こうした自然環境が、古くはこの地を“秘境”化していたが、現在では交通網の充実に伴い、急速に
	その隔絶性がとり除かれてきた。村の周囲は、北方に黒滝村、西北方には西吉野村、西・南方は大塔村、東・北方は川上村、そして東
	・南方は上北山村と、急峻な大峯山脈とその支脈を境として接している。村の面積は、175.70平方kmで、奈良県内では奈良市についで
	第5位にあたる。また、形状は東西に細長く、南北に狭いという不規則な地形によって形成されている。 
	この大峯山脈の中央部にあたる最も高峻な山岳地帯から流れ出す美しい清流は、村の特徴の一つで、国土庁の「水の郷百選」に選ばれ
	ている。また、洞川湧水群は環境庁の「名水百選」にも選ばれている。それらの河川は天ノ川を主流とし、村内を西流しながら縦断し、
	吉野山地を南流する十津川(下流は熊野川)へと合流する。その長さは直線にして約20kmで、屈曲が著しいため実長は約49kmに達して
	いる。村の周囲は、1500m−1900mの高山が十数峰ある深山地帯に属しているため、気候は低温多湿で、降雨量は比較的多くなってい
	る。夏季はきわめて冷涼で、天然記念物であるオオヤマレンゲやトーヒ、シラベの原生林など特異な植生もみられ、そして、村の4分
	の1にあたる52.74平方kmが、「吉野熊野国立公園」に指定され、自然環境に恵まれた美しい村として知られている。
	【天川村HPより転載】


	今回の例会は奈良県天川村である。避暑を目的に温泉へ入って、河内さん、橋本さん、私が俄講師となって、古代史の林間学級を目論
	んだのだが、橋本さんはとうとう話してくれなかった。天川村は、大峯山脈の連なる山岳、清らかな河川、深い渓谷など、美しい大自
	然に恵まれた、すばらしい景勝の村である。大峯山脈は、近畿最高峰の八経ヶ岳(1,915m)を擁し、日本百名山のひとつにもあげられ
	ており、この山脈から流れ出す清流によって、天川村は「水の郷百選(国土庁)」に選ばれるとともに、洞川湧水群「名水百選(環境
	庁)」にも選ばれている。ゆったりとくつろげる温泉や森林の四季の彩りも、多くの人びとの賞賛するところとなっている。

	「天川」という地名は、天武天皇のころに創建されたと伝えられる天河大辨財天社の古名「天ノ安河ノ宮(あまのやすかわのみや)」
	に由来すという。はじめは天之河(あまのかわ)と呼ばれていたようだが、いつのころからか神々の棲む天上の国、またその聖なる山
	々を下る聖なる清流から、天ノ川(てんのかわ)と呼ばれるようになったそうだ。かっては修験者や行者以外には訪れる人もなかった
	が、最近は年間約60万人の旅行者が観光におとずれる。天川村は紀伊半島中部に位置し、集落部は、441m〜820mの標高にあ
	るので気温は、県北部の奈良盆地より5度から3度低く、夏の間は避暑地・林間学校としてにぎわう。天川村の山岳美、渓谷美、原生
	林の自然美から四季折々の景観が豊かな場所が多数あり、この地域(吉野郡)有数の観光名所となっている。
	古くから天の国と崇められ、歴史の舞台に幾多となく登場した吉野郡天川村である。





   






例によって反省会は近鉄「橿原神宮前」駅構内にある料理やさんで。何回も来ているが「きはる」という名前なのは始めて知った。





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