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江田船山古墳・資料館・民俗村 歴史倶楽部 第168回例会 8月5日



						无利弖(ワリテ?)の墓


	江田船山古墳(えたふなやまこふん)は、熊本県玉名郡和水町(旧菊水町)に所在する前方後円墳。清原(せいばる)古墳群の中で
	最古・最大の古墳で、日本最古の本格的記録文書である75文字の銀象嵌(ぎんぞうがん)銘をもつ大刀が出土したことで著名である。

	<鉄刀銘文>  出土品のうち銀錯銘大刀(ぎんさくめいたち)と呼ばれる直刀には以下の75字の銘文がある。

	台(治)天下獲■■■鹵大王世、奉事典曹人名无■(利ヵ)弖、八月中、
	用大鉄釜 并四尺廷刀、八十練、■(九ヵ)十振、三寸上好■(利ヵ)刀、
	服此刀者、長寿、子孫洋々、得■恩也、不失其所統、作刀者名伊太■(和)、
	書者張安也(読みは東野治之による) 



この写真も合成です。河原さんを割りこませました。






石人広場























上は今から行く「チブサン古墳」に立っていた石人である。これがそうですよ、と言っているのかな(下)。












	ここの石人たちはレプリカじゃないかと河原さんが言う。私は書いてある表現「ここへ移動しました」とか、「この地へ移しました」
	というのを見て、「いやホンモノでしょう」と答えたが、気になったので、帰宅後和水町へ電話して確認したら、全てレプリカです
	という答えだった。「資料館にあるものがホンモノで、外に出ている物は全部レプリカにしてます。」との事。何だ、それならそう
	とどこかにレプリカと表示して欲しいなぁ、てっきりホンモノと思ってしまった。ま、それだけ良く似せて作ってあるという事なん
	でしょうな。河原さんが正解だった。



肥後民家村




	肥後民家村     和水町HPより抜粋
 
	和水町は、熊本県北西部、福岡県との県境に位置し、平成18年3月1日に旧菊水町と旧三加和町が合併して誕生しました。和水町には、
	各地に残る代表的な古民家を創建当時の姿で保存している「肥後民家村」があります。今ではなかなか見ることがなくなった懐かし
	い茅葺屋根、かまど、五右衛門風呂等を見ることができ、宿泊体験もできます。その他に、木工館、ガラス工房などの体験施設もあ
	ります。それでは、順路に沿って肥後民家村をご紹介します!
 
	●入り口
	 こちらが肥後民家村の入口です。入口には、募金箱が設置してあります。
	 入場は無料となっていますが、集まった募金は肥後民家村の清掃費用などに使わせていただいております。ご協力をお願いします。 
 
	肥後民家村に入ると目の前には石のステージと大自然が広がります。毎年、8月上旬には「和水町古墳祭」が開催され、両日、多く
	の観光客で賑わいます。また、1日目に開催される野外ライヴは、この石のステージで行われます。

 	●肥後民家村の周辺案内
	 肥後民家村入口ゲートから一面を見渡すと、数々の古墳が点在しています。驚くほどの副葬品が出土しています。こちらも見学さ
	 れると新しい発見があるかもしれません。
	 代表的な古墳を紹介します。江田船山古墳は、国指定重要文化財です。この古墳は、5世紀後半に築造され、全長61メートルの前
	 方後円墳です。金銅製冠帽、銅鏡6面、くつわ、大刀など多くの副葬品が出土しています。

 
 	<肥後民家村のご案内>

	営業時間 	9時〜17時(入村は16時30分まで)
 	入村料 		無料 
	休村日 		毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は翌日)、12月26日〜12月31日まで
			※毎年、8月1日は、肥後民家村内の野外ステージで「古墳祭ライヴinなごみ」の有料コンサートが開催されるた
			め、入村できません。
	問い合わせ先 	和水町役場経済課観光係 0968-86-5725  	<Copyright(C)2009 Town Nagomi All rights reserved>



民家村入口







旧布施家住宅(上)とその内部(下)





石の野外ステージ



歴史民俗資料館へ続く「はにわの道」にあったこの地方の岩石のサンプル(上)







対馬の石屋根の民家(小屋?)






上下の写真は、以前ここへ来たときに在った「鉄」に関する展示だが、今回はどこにあったものか見つけることが出来なかった。

 




でも代わりに(?)大きな水車小屋が出現していた。




和水町古墳祭り






	「邪馬台国大研究」HPの愛読者というかファンというか、HPに新規UPLOADするとすぐ見てくれて、関係写真や資料を送ってくれる
	「陪冢姉妹さん」が、今回も我々が「肥後熊本の旅」に行くというのを、掲示板と例会HPで見てくれて連絡をくれた。
	江田船山古墳の民家村で行われた「古墳祭り」に行かれたそうで、早速その写真に前回例会(和歌浦散策)の私の写真を使って、以下
	のような写真を送ってくれた。「古墳祭り」は我々が訪れた前々日に終了していたのだった。

	「陪冢姉妹さん」は熊本近在にお住まいのようで、例会の案内をしてあげようと言うお申し出だったが、我々の例会終了後に連絡が来
	たので、残念ながら次回にお願いした。ちなみに上記「古墳祭り」のポスターの写真は「陪冢姉妹さん」のお父上が撮影されたものだ
	そうだ。「陪冢姉妹さん」ありがとうございました。








「古墳祭り写真コンテスト」のポスター


昔の「江田船山古墳訪問記」HPを見直していたら、驚いた事に、昨年の和水町古墳祭りの様子を
報道記事のみでHP化していた。作った事もすっかり忘れてしまっていた。あな恐ろしや。






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