Peak District(高原地帯)を通ってチャッツワース(伯爵の大邸宅)、ワーズワース(ジェーンエアの映画の舞台) を見た。チャッツワースの何とか伯爵の大邸宅というのはすごい。 これが英国貴族というやつかという感じだ。ばかでかい庭園に広大な屋敷。幾つもの部屋におそろしい数の調度品。 しかもその一つ一つが家紋入りの特注品だ。レンブラントの絵などもさりげなく飾ってある。 こんな財産の管理などとても一人では不可能だ。農場はあるし、使用人の数も膨大なもので、 一つの会社のようなものなのかもしれない。
ジェーンエアの映画の舞台になった城のほうは、これに比べるとだいぶ小ぶりだが、それでもやはり大きい。 英国貴族の金持ちぶりは、日本とは桁がはずれている。
ワーズワースで2時半になったので、そろそろ今夜の宿を探しに出発しなければならない。 一般道、高速道を一直線に、Bcon・Brecon(ビーコン・ブレコン)国立公園を目指す。
この近くで泊まれば明日のMount Heavenまでが楽だから、できるだけ近くまで来たかったのだが、 Ross-何とかという町で6時半になったので、もう先へ進むのはあきらめて、道の脇にあったB&Bに飛び込む。 素泊まり(朝食無し)で35.5£。朝早く立つつもりだったのでちょうど良かった。 大昔にNAVYで横浜にいたことがあるという人の良さそうなおじさんがオーナーだった。
荷物を整理して、紹介して貰ったレストランを探しに外へでる。歩いているとSafety 何とかというスーパーがあって、ここで啓子が探していたTYPHOOという紅茶を見つける。 友達から頼まれていると言って山ほど買い込んだので、一端荷物を置きに部屋へ戻り、 こんどは車で再びレストラン探しに出かける。 町中を2周くらいしてやっと目当てのイタリア・レストランを見つける。 うまかったが、普通の分量で35£ほど取られた。 おみやげも含めて荷物がだんだん増えてくる。こりゃCASEを一つ買わなきゃならんかも。 起きたらすぐに出発できるようにして、12時過ぎに就寝。
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