2017年春 ウズベキスタン紀行第四日目 ブハラの町


	2017.4.24.(月) ウズベキスタン4日目 アルク城展示室

	ブハラの歴代ハンが住んでいたのがアルク城だが、城というより一つの街のようになっている。城壁
	の中にはモスクや牢獄や職人の工房などまである。紀元前4世紀頃から存在し、何度も外敵に破壊さ
	れては立て直され、現在の城は18世紀のものである。通路の両側では土産物などが売られている。
	城壁の上からはブハラの街並みを楽しむことができる。

	
アルク城は、城域全体が博物館のようなものだが、一部の部屋が展示室になっていて、発掘品や調度 品、文献や各種パネルなどが展示してある。後で資料を見ると、一階は古代ブハラに関するもの、二 階は中世期ブハラに関するもの、三階は貨幣などが展示されていたそうであるが、私は三階は見なか ったような気がする。写真にも貨幣なんか写ってないしなぁ。wifeは奥にたくさんあったよというが、 wifeの写真にも貨幣など写っていないし。







これは見台(書架)である。街のお土産屋さんにも売っていた。木材を巧妙に細工して作ってある。 一つ買っておけば良かった。















上の写真の見台はバカデカイ大きさだったが実際に使われていたものと言う。というのも、イスラムの コーラン(経典本)には、大型の机ほどの大きさのものがあるのだ。
























資料館の中にジャミーモスクがある。木造の柱や天井が美しい。天井はイスラム模様で装飾されている。

カラフルな天井が彫刻された柱に支えられている。
柱の下部はギリヒ(幾何学文)やイスリミ(植物文)の浮彫がある。
































紀元前の壁画だという。年代は特定できていないようだが、アジアを描いた壁画だそうだ。描かれた 当時の色彩が残っていたらさぞ華美な壁画だったんだろうなと思わせる。

















































二階の広場。中庭のように作ってあり、ここからアルク城の城壁内がほぼ見渡せる。