Music : "The Gohst in NY :Unchained Melody"




− 謹告! Attention! −
この遺跡は99%、藤村新一氏による「ねつ造」である可能性があります。当初このHPすべてを削除するつもりでしたが、公開された情報に基づいてアマチュアが作成したHPの例として、当分このままにしておきます。以下はHP作成時そのままの内容です。今、各地で、彼がかかわった遺跡の再調査が行われていますが、彼の告白も含めて、一刻も早い真相究明に至ることを切望します。(平成13年7月3日)





宮城県築館町・上高森遺跡 − 60〜70万年前の日本人の軌跡 − 



 
               上右の写真はクリックすると拡大できます。




		
		地質学年代で更新世(洪積世)といわれている時代を日本史では旧石器時代と呼ぶ。学説によって多少異なるが、旧石器時代は、約
		400(200)万年前から1万年前位を言う。4万年位前から1万年前までを中石器時代、1万年前以降を新石器時代と呼ぶこともあるが、1
		万年前以降は一般に「縄文時代」と呼ばれている。
		旧石器時代の遺跡は、これまでに日本で約3000箇所で発掘されているが、「北京原人」に匹敵する時代のものから、「ネアンデルタ
		ール人」の時代の「旧人」、更には「クロマニヨン人」の「新人」時代まで、旧石器時代を一貫して日本列島にも人類が生息していた
		事が判明した。
		旧石器時代人は、個人・家族単位の生活だけでなく集団生活もしていた形跡があり、さらには「葬送」の風習や死者に「花輪」を送る
		ことも見られ、その精神性は意外に高度だった可能性も指摘されている。今後、各地で発見される遺跡からさらに研究が進むものと期
		待される。


		
		【上高森遺跡】
		
		平成4年8月、民間の歴史考古学研究団体である「東北旧石器文化研究所」のメンバーが発見した、現在のところ(平成11年3月)我が
		国では最古の旧石器時代遺跡。平成6年の調査では47点、平成7年の調査では15点の旧石器が発見された。出土層の年代は、熱ルミネ
		ッセンス法(TL法)や、フィツション・トラック法(FT法)といった科学的な分析法により、約60〜78万年前と推定されている。
		出土した石器は、写真で解るように明らかに人が並べて置いたものである。この事から、この場所に埋葬された旧石器人の遺体があ
		ったのではないか、などと推測されたが人骨は残存していない。いずれにしても、「原人」の精神性が初めて露呈した発見でもあった。
		更に、平成10年11月に行われた同研究所と「東北福祉大学考古研究会」の合同調査団による発掘で、前回の60万年前の地層より更に古
		い地層から石器13点が出土した、と発表された。





上左写真の2人の人物は、左が「東北旧石器文化研究所」副理事長の藤村新一氏で、右は理事長の鎌田俊昭氏。



		ここまでの記事を書いたのは99年3月だったが、その後も、「東北旧石器文化研究所」と「東北福祉大学考古研究会」の調査団はこの
		遺跡を堀り続けている。そして実に驚くべき成果を次々に発表しているのだが、以下の記事などは正に「驚愕!」である。原人が建物を
		建てていた! 本当なら一大事だ。人類の歴史が塗り代わるのではないか。新聞記事の岡村調査官の言葉にもあるように、今後、より慎
		重な研究が進む事を望みたい。


(C)Copyright 日本経済新聞社


(C)Copyright 朝日新聞社 	−上記記事で説明している人物も藤村新一氏。−


上高森遺跡:旧石器発掘ねつ造発覚で登録を抹消 宮城県教委 [毎日新聞12月26日] ( 2001-12-26-11:39 )
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宮城県教委は26日、旧石器発掘ねつ造発覚の端緒となった同県築館町の上高森遺跡を、「遺跡である根拠がなくなった」として県の遺跡登録から抹消した。同遺跡は、東北旧石器文化研究所の前副理事長が「70万年以上前の旧石器が出土した」とされたが、10月下旬から遺跡を再調査した県考古学会などによる検証発掘調査団が11月12日に「旧石器時代の遺跡である可能性は薄い」と県教委に報告した。
前副理事長がねつ造を告白した全国42遺跡では、すでに埼玉県教委が7遺跡の登録を抹消している。前副理事長は、宮城県内では14遺跡でのねつ造を告白。うち八つが遺跡登録されている。県教委は、「日本考古学協会などの検証作業で、ねつ造の疑いが強まった遺跡を優先して登録抹消する」としている。山形県尾花沢市の袖原3遺跡から見つかった石器との「世界最古の接合石器」が見つかったとされる宮城県色麻町の中島山遺跡でも、前副理事長がねつ造を認める告白をしていることから、県教委は年明けにも同遺跡を遺跡登録から抹消する方針を固めている。【飯山太郎】



邪馬台国大研究・ホームページ / 上高森遺跡 /chikuzen@inoues.net