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滋賀県立安土城考古博物館
99.5.4(Rainy)− 太古から信長まで −
田植えの済んだ田園の奥、霧雨の山麓に博物館は建っている。周りには文学館なども立ち並んでおり、滋賀県はここを一大
文化ゾーンにしたいようである。

博物館の屋根は中世ヨーロッパの教会を思わせる。ヨーロッパに強い関心を寄せていた信長の気持ちを表したものだという。



草津市および琵琶湖周辺遺跡から出土した木偶・土偶・埴輪

滋賀県には粟津湖底遺跡のように琵琶湖の底に沈んでしまっている縄文の遺跡も多いが、安土近辺の干拓地にあった「大中
遺跡」は大規模な弥生村であった。さまざまな出土品からこのあたりの弥生人達が稲作や狩猟に日々の生活を送っていた様
子が窺い知れる。


訪れた日は、特別展「寧処に暇あらず(ねいしょにいとまあらず) −古墳時代の戦乱−」の期間中であった。戦乱に明け
暮れた豪族達の遺品や、全国の弥生・古墳時代の遺物が展示されていた。武具・馬具などから勢力争いに奔走していた古代
人の厳しい時代を偲ぶ事ができる。







当時の豪族達の衣装の復元。出土品の復元に基づく推定衣装



勿論信長コーナーもちゃんとある。安土城の模型など、戦国時代の好きな人も十分楽しめる。

中庭 −回廊展示場 −
廊下を巡るようにして鉄碎や土器片などの展示物が陳列されており、ガラス越しに中の作業風景が見学できる。あいにくこ
の日は連休ど真ん中で無人であったが、琵琶湖の粟津遺跡のはぎ取り地層などが展示されていた。




粟津湖底遺跡からの「はぎ取り地層」。遺跡の復元は「びわ湖博物館」で見る事ができる。
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