Music: 炭坑節




福岡
 飯塚市歴史資料館 
福岡県飯塚市柏の森959−1 【TEL 0948-25-2930】

99.4.17(土)

 − 立岩遺跡出土品展示 −



このホームページは「遺跡旧跡案内」の「立岩遺跡」と
ペアになっています。そちらも併せてご覧下さい。



休憩ホールには、中国西安市から寄贈された秦の兵馬俑の複製が展示してある。壁には、全国装飾古墳の文様がズラリ。
 

<縄文以前>

 

 




<立岩遺跡出土品:弥生時代>

 
上右は34号甕棺と人骨。人骨は30歳前後。男性。身長166.4cm。右腕にゴホウラの貝輪14個、腹部に鉄戈、頭部に前漢鏡を副葬。

 

 
28号甕棺から出土の髪飾り(ヘアーバンド)。日本最古のガラス。こんなにはっきりとした形でのこるのは珍しい。


下は、左右とも鉄器に残存していた絹。「弥生の絹」を我が国で初めて立証した遺物。
 

 

 

 



前漢鏡


前漢鏡は全部で10面出土しているが、10号甕棺から出土した6面が完全品で特に優れており、全部に銘文を持つ。その銘は、後の日本人が作った三角縁神獣鏡などのように、 誰それがこの鏡を造ったとか、銅は徐州産とかいうような、自らを誇示するようなものではなく、 「日に喜びあり、月に富あり」と言ったような漢詩風である。そんな所も「この鏡が日本一美しい」理由かもしれない。





 

 







<古墳時代>



 

 

全国遺跡旧跡案内の「立岩遺跡」を訪ねる。


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