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松山市考古館 99.5.22(土)−古照遺跡の埋蔵物を展示−
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	JR松山駅から南へTAXIで5,6分の所にこの博物館は建っている。すこし小高い丘の上に現代的なデザインが人目を引く。
	建ってからもう10年ほどになるようだがきれいな博物館である。以前「愛媛県立博物館」を訪ねた時、松山にはちゃんと
	した博物館は無いのかと嘆いたが、ちゃんとあった。松山周辺で発掘された遺跡からの遺物を、整理して展示してある。

 

 

 

 

復元された高床式建物は、古照遺跡出土の部材を組み合わせた結果から類推したもの。

 







 





弥生時代

 



 

 

   

 

 







古照(こでら)遺跡


	小照遺跡は、昭和47年の松山市内の下水道処理場の建設中に発見された。その後の調査の結果、古墳時代前期の灌漑用の堰
	(せき)であることが明らかになった。この遺跡は、2本の川が合流する地点に三つの堰が構築され、水田に水を引く為の
	農業用の灌漑施設であろうと考えられる。堰の構造は、縦・横・斜めに複雑に木材を組み合わせた合掌堰と呼ばれるもので、
	当時の土木技術の高いレベルを窺わせる。堰の上流側には水が流れないように、オギを敷いたり粘土を詰めたりした跡も見
	られる。
	この遺跡の保存には、出土した木材にPEG(ポリエチレングリコール)液保存処理法を施すことによって、木製品の半永
	久的な保存が可能になり、この考古館に常設展示されている。
	この方法は現在木材の保存には最適とされており、多くの遺跡からの出土木材がこの処理を行われて保管されている。又、
	PEG水溶液に浸して保存されている場合もある。



 

 

 

 






古墳時代

 

 

 

 

 

 

 

 

 






奈良時代以降

 

 

 

   

   





松山から全日空で大阪伊丹へ戻る。
ポケモンの飛行機が見えたが、これに乗ったのかどうかは
よく覚えていない。先月のSKYMARKと言い全日空と言い、
飛行機もずいぶんカラフルになった。






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