Sound: A Taste of Honey



2001年11月3日 新装開店! 2001.12.1 & Other days





	
	待ちに待っていた「大阪歴史博物館」がオープンした。ほんとは11月3日のオープン時に歴史倶楽部の面々で訪問する
	予定になっていたのだが、直前になって問い合わせると「3日は混みますから、なるべくなら別の日の方が・・・」と学
	芸員に言われて、急遽「かぎろひの大宇陀探訪」に変更したのだった。ここの訪問はまた改めてと言う事になったのだが、
	待ちきれずに西本さんと二人で訪れた。待ちに待ってはいたが、とりあえずの感想は「なんかテーマパークみたいやなぁ」
	
	その後もう何度もここには訪れたが、いちいち日時を記録していない。営業の帰りや、さぼった時や、予定のない土曜日
	などの暇つぶしに遊びに来たりした。その時の写真も大いに追加している。色調やピントの違う写真が混在しているのは
	そのためである。青字の部分は全て新装なった 2001.12.1 に訪れたときの感想だ。



	
	博物館というにはなんか資料が少なすぎる。難波宮と大阪船場の営みを強調したいが為に、太古や前記2項目以外の展示
	が少なすぎる。「大阪」を強調するあまり、普遍的な「歴史」の流れがつかめなくなってしまった。旧博物館はわりとた
	くさんの出土品や、資料が揃っていたのに、あの展示物はどこへ行ってしまったのだろう。VISUAL化に固執して、博物館
	ではなく「難波宮館」になってしまっている。



	
	上2枚の写真は、大体こんな感じで建物が並んでいる。左の二人連れと右の二人連れは同一人物。左を写してデジカメが
	memoryに記憶している間に右側へ歩いてきたのだ。博物館を北側の入り口から見たところ。


	
	こんどは、南側から博物館を見る(上)。復元された高床式倉庫(6世紀頃の高床式倉庫の跡がここから16棟発掘され
	た)の隣にあった、古代船「なみはや」は何処へ行ったんだろうか? 博物館内には無かったようだったが。

 









	
	中から天井のドームを見る(上左)。まるで百貨店の中のようなエントランス内部(上右)。

 

	
	常設展示は7階から上になっていて(6階は特別展会場)、まず10階の最上階へエレベーターで行くようになっている。
	展示室へ入ると、薄暗い中で「難波宮」に関するビデオが始まる(上左)。4,5分のビデオを見終わると・・・・

 

	
	そのビデオを写していた壁全体がブーンと動きだし、いきなり明るくなって・・・


	
	そこから難波宮の跡が一望できるようになっている(上)。驚いた。西本さんの話では、英会話のNOVAのセミナーに
	行った時、これと同じ仕掛けだったそうだ。





 

	
	古代難波宮の様子を10階のビルの中に再現してある。なんとまぁ。なんぼかかったんやろう。

 

	
	フロアの反対側から常設展示が始まっているのだが、難波宮とその跡地からの出土品を除けば、埴輪や土器や金属器など
	が見あたらない。ほとんどの展示物が難波宮跡からの出土物だ。縄文や弥生・古墳時代はどこへ行ってしまったのだ。
	大阪にはいきなり難波宮が出現したんかい! と思うほど少ない。ここはここで難波宮に徹して、旧博物館もそのまま残
	した方が良かった。旧博物館はもう今年の3月31日をもって閉鎖されてしまったし、あそこにあったたくさんの資料に
	は、今後いつ何処でお目にかかれるのだろうか?





 









 



	
	その後、このHPを見てくれたのかどうかはわからないが、難波宮以外の出土物も結構展示が増えていた。よしよし。

 

 

 

 







 

 





 



 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 









 



 

 



	
	大阪と言えば当然「大阪城」だ。難波宮とは反対側に見えるようになっているが、ガラスに建物内部が反射してまるで見
	えない。西本さんと二人、「こりゃ、もっとガラスのいいやつを使わんと。反射して見えへんわ。」と嘆くことしきり。
	下は数枚(3,4枚?)の写真を合成した。





	
	9階が中世・近世の展示場。ここは悪くない。大阪の商都としての性格や様子を、ジオラマやレプリカでうまく表現して
	いる。









 

 

 

 



	
	上左は、住友銅山の精錬場兼住宅。買い付けに来たオランダ人と商談している模型もあって、自動的にぐるりと回転して、
	内部を細かく見れるようにしてある。
























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