Music: Mr.Lonely

八ヶ岳総合博物館


 

 




	茅野市は日本のほぼ中央に位置し、変化に富んだ豊かな自然に恵まれている。何と言っても「八ヶ岳」の登山口として有名
	である。この山には何度登った事だろうか。WIFEと2人で、子供を連れて、会社の同僚達と、幾度と無くこの地を訪れた。
	その都度、豊かな自然と、穏やかな気候に憧れ、ここに住みたいとさえ思った。(WIFEと娘の猛反対に合い、結局は断念し
	たのだが。)何度訪れても実に素晴らしいところである。ここは、有名なフォッサマグナ(大地溝帯)の西の端にあたり、
	糸魚川・静岡構造線が走り、中央構造線、守屋累層、霧ヶ峰・八ヶ岳火山群などの複雑な地形を形成している。大地は、水
	と太陽と四季の気象変化により豊かな封土を造り、豊富な植物・動物を育んでいる。そのせいか、この地には古くから人々
	が住み着き、「三内丸山遺跡」の発見により東北地方が一躍「縄文時代」の寵児となるまでは、「縄文時代」と言えばこの
	地方の代名詞になっていた程、多くの先土器・縄文時代の遺跡が点在している。博物館には、それらの「八ヶ岳山麓」に住
	む動物や植物、さまざまな岩石なども沢山展示されている。









約2万年前頃黒曜石を使用する人々がこの地に現れてから、八ヶ岳山麓の恵みもあってこの地方は長く豊かな「縄文社会」を形成した。





 

 

 



 

 

 






茅野市の古墳からの出土品。この地方にも渡来人の波は押し寄せてきたのである。もし「騎馬民族」が
渡来して来ていたとすれば、この地方は、彼らのふるさとと良く似た風土を持っていたのではないだろうか?
少なくとも九州や近畿よりはるかに、飼馬に適しているように思える。


 

 

 

 



様々な民俗資料に混じって、さすが信州(?)リニアモーターカーのコーナーもちゃんとある。

 





茅野駅から望む八ヶ岳と、駅のホームにあった「黒曜石」の原石。地元の人はこれが祖先の「道具」の元と理解しているだろうか?

 



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