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吉野ヶ里散策 2008.10.12



	10月12日 吉野ヶ里歴史公園 

		11:00‐12:30 吉野ヶ里歴史公園内見学。 県職員たちの案内で、幾つかの班に分かれた参加者達は吉野ヶ里遺跡を
		見学した。私はこの前来たときには無かった「北墳丘墓」を巡る班に入って、新しくできた施設を見学した。国の史跡
		とはいえ、発掘は継続しているし、たちどころに復元施設を造ってしまう吉野ヶ里パワーの、我が故郷の「平塚川添遺
		跡」とのあまりの格差に愕然としてしまった。







暑くなく寒くなく、澄み切った青空に秋の風が心地よく、まさしく遺跡巡りにピッタリの気候だった。











「北墳丘墓」は、覆い屋根式のドームの中にそのまま保存されている。









ここから有名な「把頭飾り付き銅剣」や真っ青なガラス管玉が出土したのだ。
















	我々の班のなかに、東京商船大学名誉教授で航海学の権威、茂在(もたい)寅雄先生がおられた。私もHPの中に先生の言葉を
	幾つか引用させていただいている。一緒に写真を撮らせて貰って、HPに掲載してもいいかと訪ねると「ありがたいこってす。」
	とおっしゃった。聞けば今年で94才になられるそうで、驚くほど矍鑠(かくしゃく)としておられ元気だった。先生はこの吉
	野ヶ里遺跡には、まだ有名になるずっと前から関わっておられるそうだ。




	他のメンバーは茂在先生を知らなかったらしく、私が航海学の権威でその分野では超有名人だと説明すると、さかんに質問を
	投げかけていた。





上と下は繋がっている。復元された櫓の上から見た佐賀・神崎平野の西方(上)と北方(下)。












	ホントにこのような櫓が立っていたのかどうかはわからない。出土した材木の量と形状から推定しているのであるが、もしホント
	にあったのであれば、これこそ卑弥呼の館を守る兵士達の詰所ではないかという気もする。


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