Music: 女ひとり
大阪や京都では全然本物を公開しないのに、東京に呼ばれたときにはほいほいと持って行きおる。けしからんね建仁寺も。
だいたいやねぇ、何もかもが東京に集中しすぎやでほんま。地方は死んでしもとるやんけ。田舎の女はみんな東京へ行って、
あと20年後、田舎にはもう子どもがおらんようになる。安倍晋太郎は子どもがおらんさかい、そこらへんがわからんのや
なぁ。東京だけが人口は増え続け、そのうち無目的な、碌な人生観も持ち合わせていない若者で溢れ続け、もう行政体とし
てもやっていけんようになるだろうけど、その前に田舎が滅亡してしまうね。誰かまともな政治家が出て、本気で地方分散
を考えんと日本は滅びるで。
てな事を考えながら上野へ行く。ここへ来るのも久し振りだ。この前の例会で東京へ行ったとき以来じゃなかろうか。
東京時代はここでよくサボったなぁ。まだ考古物が表慶館にあって、座ってるおばちゃんから飴もろたりして。
おばちゃんは「すぐ引けるから待っててよ」と上野の飲み屋へ連れてってくれた。上野駅下のごった返したレストランだった。
あれからもう20年か。おばちゃんどうしてるかなぁ。もう名前も忘れたね。
あの時おばちゃんは、瞬間的に僕に恋してたんだろうなぁ。東京はそういう出会いがちょくちょくあったね。いい時代だったな。
「栄西と建仁寺展」を見る
東洋館で今までに取り損なった写真をいくつか撮って浜松町へ向かう。
昼から出掛けてきた観客でキップ売り場は結構混み始めていた。
おまけどす。
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ほな又、あんじょうお気ばり。
邪馬台国大研究/博物館めぐり/建仁寺栄西展